ビジネスパートナーとしての行政書士
恥ずかしい話ですが、仕事を断られました。
そのお客様から依頼をいただいて、
何度かのやり取りがあったのですが
最終的には、自分たちで何とかする、
いうお話でした。
正直、ショックでした。
「それは残念です。」
「どうして私に頼まないの?」
「最初はお願いします、と言っていたのに!」
など、みっともない泣き言が私の脳裏をかすめましたが
そこは、気力を振り絞って
「私の力がなく申し訳ありません。
またの機会がありましたらご期待に沿えるよう尽力いたします。」
と、お伝えしました。
行政書士の仕事は、単発業務が多いと言われていますが
(お客様の必要な書類作成の依頼を受けて、その仕事が終わったら、ハイ、それまで、
という業務のことです。)
その単発業務でもビジネスパートナーとして、
お客様に寄り添うのが行政書士の仕事だと考えております。
つまり、今回の件は、
ビジネスパートナーと認められなかったということ、に他なりません!
私は、お客様と接する際に気を付けていることが、いくつかあります。
以下に、これを列記することで、自分への戒めとします。
☑ お金の話をしない
「他より安くやっています。」「頑張ってこの価格にしました。」という類の
お客様からすればどうでもいい、こちらの事情のことです。
☑ 偉そうに話をしない。
最も気を付けていますが、難しいです。
仕事上、アドバイスをすることが多くなるので、高圧的に、上から目線にはならないように
気を付けています。
☑ 納得いただくまで、繰り返し説明をする。
これも難しいですが、いろいろな角度から説明をして、ご理解頂けるよう努めています。
☑ 迅速に対応する。
期限はお客様の要望を聴き、調整をしたうえで、ご納得頂いた期限を設定してから仕事に取り掛かります。
☑ 言い訳をしない。
万一、不備が生じた場合、お客様とのやりとりに食い違いが生じた場合は、
まず、お客様のご意見を受け入れます。謝罪から入ります。
今回は、この中の②、③が欠けていたのでは、と考えております。
ビジネスパートナーといえども、対等な立場ではなく
お客様あっての私。
調子に乗ってるんじゃないぞ!まだまだ何だから!