情熱とやすらぎを

建設キャリアアップシステム、実施段階

2016-04-22

 技能労働者の技能や経験といった本人情報を、

業界統一のルールに基づき蓄積する

「建設キャリアアップシステム」

が実施段階へ。

初年度の1年間で

100万人登録することを明記しています。

 


そして

運用開始後5年をめどに

すべての技能者の登録を目指す。

 

「キャリアアップシステム」は、

技能労働者が持つ技能や経験を

業界統一の枠組みの中で

見える化する評価ツールです。

 

 

技能者の保有スキルを証明することで、

技能や経験に見合った賃金の支払いなど、

技能者の処遇改善を図る一方、

 

 

複数の現場を抱える元請企業(ゼネコン)

や専門工事業者といった企業側にとっても

現場管理(技能者の入場管理)

の効率化といったメリットがあります。
 

 

特に優秀な技能者を擁する専門工事業者は

受注機会の拡大につながる可能性もあります。

 

 

受注機会の確保(技能者の就業機会の確保)によって、

社会保険の加入を含めた就労環境の改善など

企業側の人への投資を喚起。

 

 

結果として技能者に

キャリアアップの道筋を示すなど、

担い手の確保・育成にも

つながっていくことになりそうです。

 

 

骨格となる基本計画書によると、

登録する情報は必須情報と任意情報に区分。

 

 

技能者が行う技能者情報の登録は、

・住所・氏名・生年月日・性別・国籍といった本人情報
・社会保険の加入状況
・建設業退職金共済手帳の有無
・保有資格

を必須情報とし、

・研修受講履歴
・健康診断受診歴
・緊急連絡先などは

任意情報とします。
 

 

システムの運営主体が申請した技能者にID番号を発行。

ID番号を記載したICカードに事業者情報

や入場した現場情報など蓄積していきます。

 

 

「技能者情報」「事業者情報」「現場情報」の3点セットで

技能者の就業履歴を見える化します。

既存の民間システムとの連携に加えて、

交付するICカードの色分けで

技能や資格のレベルを

可視化することなども盛り込んでいます。

(引用:建設工業新聞)

 

 

大がかりな計画で

業界内では様々な

声が上がっているようですが

経過を見守っていきたいです。

 


 

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