情熱とやすらぎを

他の法令との比較

2015-02-10

道路法のほか、道路交通法道路運送車両法の保安基準においても、車両諸元について一定の制限がされています。それぞれの法の目的に応じて、車両の幅、重量、長さ、高さなどに規定が設けられています。

 

以下で、各法令の比較をしていきます。

 

 

【長さ】

 

[車両制限令] 貨物積載状態で12m

[道路交通法] 自動車の長さの10%を超えてはみ出すことを禁止

[保安基準] 自動車の全長が12m

 

(※トレーラ連結車の特例)

[車両制限令] 高速自動車国道を通行する場合であり、かつ貨物が前後にはみだしていないものに限り、

セミトレーラ連結車は連結全長が16.5m

フルトレーラ連結車は連結全長が18m

[道路交通法] 連結車の場合、けん引車を含めた全長が25mを超えてはならない

[保安基準] セミトレーラ連結車は、連結装置中心から車両後端までの距離が12m

トラクタは車長が12m

 

 

 

【幅】

 

[車両制限令] 積載状態で2.5m

[道路交通法] 貨物の幅は車両の幅を超えないこと

[保安基準] 車両の幅が2.5m

 

 

 

【高さ】

 

[車両制限令] 積載状態で3.8m(高さ指定道路は4.1m)

[道路交通法] 同上。ただし、貨物の高さと荷台の高さの合計が3.8m

[保安基準] 車両の高さが3.8m

 

 

 

【総重量】

 

[車両制限令] 自動車の重量+乗員の体重+貨物重量

・高速自動車道路および重さ指定道路では車長、軸距に応じて20~25t

・その他の道路では20t

[道路交通法] 規定なし。貨物の積載量は保安基準にならいます。

[保安基準] 自動車の重量+最大定員の体重(1人当たり55㎏)+貨物の最大積載量が軸距、車長に応じて20~25t

 

(※トレーラ連結車の特例)

[車両制限令] バン型などの特例5車種に限り、最遠軸距に応じて

・高速自動車国道は25~36t

・重さ指定道路は25~27t

・その他は24~27t

[道路交通法] 規定なし

[保安基準] セミトレーラは連結中心から最後軸中心までの距離に応じ20~28t

 

 

enlightened 面倒で手間のかかる特殊車両通行許可申請は

    やまも行政書士事務所にお任せください!

   ↓    ↓    ↓

   http://tokusha.yamamo-gyosei.com/

 

 

法律の本